書痙
僕は、昔を懐かしんで涙もろいおじいさんのように、いつも子どものころの話をするのだが、それは今の生活は圧倒的につまらないゆえ、現在のことを書こうと思いながら、結局しょんぼりとするからだ。
が、ただいま、パソコンのモニターに向いて、子どものころの話はもうすっかり切らしているかなと思う。あ、そうだ。高校生のとき、英語の授業で、先生は新 しい文章訓練を学生たちにやらせてみたかったので、「みんな、これからFreewriteしよう!」と言った。Freewriteとはセットの時間の間、 紙から離さず、とまらずにペンを動いて書くこと・・・だと思う。10分後、先生は「さあ、みんなの書いたものを読もう!」と。
それずるいと思わない?書いたものをみんなの前で読ませるなら、最初から言っておけと、僕はそのとき思っていた。なぜなら、「何を書こうか分からない、何 を書こうか分からない、しかも、かまわない」で、一ページ書いてしまったからだ。その文を何百回書いただろうと思う。自分の出番が来たらと思って心配して いたが、さいわい、その前に授業が終わった。

4 Comments:
最初から言うこともないが、書いたことを読むのは大変ですね。しかも、自分の作文を読んでは、ちょっと恥ずかしいでしょう?
そうですね、呂さん。自分の書いたものを読むのはとてもいやです。
運良くて、私の授業では一回もFreewriteしたことはないです。
笑えるよね、ワンさんの話は。ワンさんってずいぶん面白い子供だったんだねぇ。いつか、子供の頃のエピソードをまとめてエッセーを出してみたらどうだろう。私は、買いますよ!
ワンさん、難しい言葉を知っているんですねぇ、「書痙」なんて。今度の授業でちょっと説明してくださいね。
確かにずるいですよね!
いやっ、「ずるい」と言ってしまっては悪いですね。だけど、その頃のワンさんの気持ちがよく分かると思います。
(ちょっと違う話しになりますが、私も高校の時にfreewriteを一回、二回されましたが、freewriteがどんないい点を持つか、どんなように役に立つか、今もさっぱり分かりません。)
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