スピーチコンテスト
数日前、先生が何かのスピーチコンテストについておしゃってたのだが、そのとき僕は昔のことを思い出した。
こどものころ、毎週の日曜日の 午後に中国語の学校へ通っていた。1時から3時まで教室にいた。窓側の席から、週末おわりの沈む夕日のかすかな光を悲しく眺め ながら、読本のレッスンをクラス全員といっしょに朗読してた。幸い、授業そのつまらない二時間の途中で15分の休憩があって、おやつのとき。たいて いはLUビスケットとお茶だが、ときどき美味しいケーキも出してくれた。そのケーキは決してスーパーで買った、安い、甘すぎるケーキでなく、高級なケーキ 屋さんで買った、ふわっふわケーキだった。これはもう話題とはまったく関係のない話になってしまったが、ただいま、おなかがすいてしまったのだ。それか ら、今回のエントリーのネタがちょっと薄いと気がして。
それでも話題に戻ろうと思う。中国語の学校では毎年一回のスピーチコンテストが行 われていた。それはけっこう大きなイベントで、数人のジャッジも招待し て、みんな参加しなければならないことだった。コンテストの数週前、学生たちは自分のスピーチを書いて、それを暗記して発表の準備をするはずだった。しか し、実際はスピーチコンテストの準備は完全にみんなのしつこいお母さんのおかげだった。例えば、自分で書いたはずの簡単なスピーチが、お母さんの手で難し い言葉やことわざがいっぱい含まれた作品になったのは明らかだ。そのためか、「お母さんのご苦労」、「お母さんへの感謝」、「一番あこがれた人はお母さ ん」などのスピーチはコンテストによく現れた。
僕はもちろん、このようにスピーチコンテストをやってた。しかし、シリアスなテーマに向い ていないので、いつもお母さんに軽いのを作ってくれたものだ。そ のゆえに、僕のスピーチはたとえば「パンダが好き」、「運動するネズミちゃんの家族」、「しっとの猫ちゃん」などになった。コンテストの二週間前、毎日友 達の家へ遊びに行く前にお母さんにスピーチを三回発表させられたのだ。

4 Comments:
面白いですね。中国語は母語ですが、私も中国語でのスピーチが苦手です。さて、なんて中国語を勉強していた子供たちは皆「しつこいお母さん」のおかげでしたか?お父さんは?教育はお母さんのことかも。
面白い話だなあ。お母さんに書いてもらったスピーチが、「お母さんへの感謝」とか「理想の人はお母さん」なんて、ちょっと漫画みたいな話だなあ。
それから、呂さんのコメントも面白いと思った。台湾でもやはり、子供の勉強を見てやるのはお母さんと決まってるのかな?日本でも、たいていはそうなんだと思う。今はあまり言わなくなったけど、むかしは「教育ママ」なんていう言葉があった。
大変だったらしいです。でもシリアスなテーマでなくてよかったですね。そんなコンテストを勝ったことがあるでしょうか?
ははは。「パンダが好き」というテーマのスピーチが「お母さんへの感謝」よりずっと面白く聞こえますね。
ちょっと違う話になりますが、私にとっては、お母さんに書いてもらう(または書かれる)ことがありえないことです。そういうお母さんがいると分かるかもしれませんが、私のお母さんがそんなこと全然しなかったので、想像しにくいです。
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